進出成功のポイント｜カンボジア進出のことなら海外進出アドバイザーズへ

大手と中小企業の海外展開体制の相違点

実際に操業が始まった場合、日本人のマネージャーがカンボジア人の通訳を通して、カンボジア語で指示するだけでは、意図を正しく理解してもらえません。両国の文化を知る人間が、適切な指示を出す必要があります。

日本の文化・企業理念を理解している現地幹部の存在が、
海外進出成功の鍵となります。

経済特別区（SEZ）とは、経済発展のために法的、行政的に特別な地位を与えられている地域を指します。カンボジアでは、2005年に経済特別区制度が導入されました。SEZ進出企業は、適格投資案件（QIP※）に与えられる通常の優遇措置に加え、すべての業種において付加価値税（VAT）が免除されます。

QIP：Qualified Investment Project（適格投資プロジェクト）

根拠法
2005年12月29日付カンボジア「経済特別区の設置及び管理に関する政令148」
経済特別区の定義
1. 面積50ヘクタール以上
2. 経済特別区管理事務所（SEZ Administration Office for One-Stop-Service）の設置
3. すべてのインフラ供給（電力、給水、下水、排水処理、固形廃棄物、環境保護等）
現在22ヶ所が認可を受けています。

＜付加価値税に関わる優遇措置＞: ・輸出志向QIP：SEZに立地する投資家が輸入する建材資材、生産設備および原材料に対するVAT課税は免除
・国内市場向QIP：SEZに立地する投資家が輸入する建設資材および生産設備に対するVAT課税は免除